かすむ貯蓄から投資へ
23日の日経新聞の一面は「消えゆく個人投資家」というタイトルで2012年から始まったアベノミクスで「貯蓄から投資へ」の旗振りのもと株価上昇が続いたが、先日IPOを発表したソフトバンクの株が公開価格を下回り、約2.6兆円の出し手は9割が個人投資家ということを考えると皆含み損を抱えてしまったことになる。
米国は過去20年間に株高によって資産を3倍に増やしているのに対して日本の70歳以上世帯の金融資産は20年間増えていない。
よくセミナーでお話している内容の中に、家計の金融資産が日本は現金比率が諸外国に比べて5割以上で多いので「貯蓄から投資へ」と促しているのですが
今回の大型IPOで初めて株運用に参加される方も多いことを考えるとこの代償は大きいのではないでしょうか?