火災保険2025年問題

皆様こんにちは、ようやく暖かくなってお花見もできたでしょうか?

今日は火災保険料の急騰についてお話しようと思います。 昔は家を買った時に、住宅ローンと一緒に

超長期で火災保険を加入できたのですが、現在(2022年~)は5年契約が最長となっています。

ですので昔超長期(35年など)で契約した火災保険が続々と満期になり再契約をしなければならないと

いうことです。

損保会社大手4社によると、2024年が232万件満期、2028年には360万件満期が訪れると発表されています。

何故問題かというと、ズバリ保険料が急騰しているからです。勿論補償内容、地域、住宅の構造や広さ、築年数、様々な条件で違いはありますが、ここ20年で5割上がっています。

火災保険というと、火災の補償と思いがちですが、その他に台風などの風災、水災、盗難、落雷破裂爆発、突発的な事故など幅広い補償があります。

保険料が上がっている理由は単純に自然災害が増えているからでしょう、そして被害が大きい、被害金額が大きいということです。

損保会社によると、2018年2019年 2年連続で支払総額は1兆円を超えているとの事です。それに加えて

今年に入って岩手県の山林火災、愛媛でもありました。地球温暖化の影響で台風被害も益々大きくなっているような気がします。

いずれにしても、昔の契約期間が35年できた時代から5年しか契約できない現在を考えると実に7回も更新しなければならないことになります。それに地震保険もあがっていることを考えると家計に与えるインパクトはかなり大きいものになっています。

その家計にあたえる火災保険の見直しとしては、まず補償内容、構造、地震保険の金額、また水災料率は細分化されていますので、ご自身の土地の高低などでどの位水災危険があるかなど・・・・まずは満期を

確認しましょう。本当に地震保険も含めると家計には痛い保険料になりそうです。