火災保険2022年度値上げについて
先日の報道で、2022年度から各社 火災保険は10%~15%程度の値上げが確定となった。
沖縄・大阪の木造住宅など最大で30%値上げも予想されるとの事。
火災・地震保険も含めて、損保は2021年1月にも値上げされたばかりで過去2019年10月にも改定されている。
大きな理由としては、度重なる風水災で2019年には保険金支払いが1兆720億円、2020年は250億にとどまっているが損保会社の経営に影響が大きいという理由。
そもそも火災保険料が「純保険料」と「付加保険料」で構成されているが、保険料の目安である「参考純率」が全国平均で10.9%引きあがる。 この「参考純率」は損保料率算出機構が出しているのだが、今回の値上げは
東京も+5.9%になっているので保険料も上がること必至だろう。
住宅購入に際して、諸費用の見積もりに火災保険も加えているが、よりインパクトの大きい支出になりそうだ。
また、今まで契約期間が最長10年だったのが最長5年になる。これも将来の家計シミュレーションで5年ごとの
火災保険更新時保険料も家計には痛い出費となりそうだ。
物価の上昇にインフラ関連の固定費支出が一番家計にとって痛い。
来年満期を迎えるお家は途中更改して火災保険を見直すことをお勧めします。今年更改することによって、
今年の参考純率で10年契約できるのは最後だから。