今後はどうなる?住宅ローン金利動向

 7月の日本経済新聞に「住宅ローン 変動型急増」「低金利長期化見込む」 2017年度下期に
借入した人の56%が変動金利を選択しているという記事がでておりました。
 ご存知の通り、住宅ローンの固定金利を決める長期金利はずっと下がり続けていて、銀行間での固定金利
競争で驚くような金利と疾病保障付きローンなどが話題となっていました。
実際、物件価格が予定より高くても、超低金利は住宅購入の決め手として30代の若年層サラリーマン世帯の持ち家率は上昇しています。

 ここにきて変動金利を選ぶ方が増えた理由の一つに、「今後も超低金利が長期化する」という観測が
あるからでしょうか?
 
 そしてつい先日、日銀の金融政策決定会合にて長期金利の変動幅を容認する発言をうけて長期金利が上昇し
住宅ローン金利も固定10年0.05%引き上げた金融機関が多くみられました。

 対して、変動金利については2009年からずっと2.475%が続いています。これに金融機関の優遇幅が
あるので出来上がり0.6%~になっています。

 マイナス金利政策により超低金利が続いていましたが、今後は長期金利については少しづつ上昇していく
可能性もあるでしょう。
 いずれにしても銀行間での金利競争は現状維持されるのでしょうね。