海外ロングステイについて

日頃ニュース等でも報道されている通り、2018年の訪日外国人は、前年比8.7%増の3,119万人を超え

て本当に都心を中心に外国人の増加が顕著です。では日本から海外への渡航はどれ位増えているのでしょうか?

昨今は海外への移動手段もLCCが増えて時期やフライト時間を選ばなければかなり格安で行くことが

できるようになりました。2018年は日本人の出国数も6%増の1,895万人となっています。

中でも「永住」ではなく日本への帰国を前提とする2週間以上の滞在型ロングステイ渡航人口は過去最高の

161万人に伸びています。(2018年一般社団法人ロングステイ財団調査)

19歳以下、50代で5年連続増加しています。

ロングステイ希望国としては、ロングステイ財団によると1位は13年連続でマレーシア、2位タイ3位ハワイとなっています。マレーシアが一番人気の理由は長期滞在査証ビザ「マレーシア・セカンドホーム・プログラム」の充実、温暖な気候・治安・医療水準に加え、メディアでも度々取り上げられていることもあり評価されています。また今回4位にフィリピンがランクインしており、近年LCC路線網の充実や35歳からリタイアメントビザが取得できます。アジアが人気が高い理由はマレーシアのようにロングステイを積極的に受け入れる体制や各国の政治的安定と経済発展があります。

海外ロングステイ経験者の使用した一か月の生活費は、1位10~15万と一番多く2位が15~20万となっておりアジア圏では概ね生活費は抑えられるようです。しかしビザ取得に関しては一番人気のマレーシアの場合でも

50歳以上の場合、最低35万リンギット(約945万以上の財産証明)と約1万リンギット(約27万の収入証明又は年金証明)が必要ですので相応の資産と収入の確保がされていないとビザ取得は難しいことになります。

 それでも今後益々高齢化に伴って、年金も確保している、中には国際経験や語学力もあるアクティブシニア層が控えています。

 人生100年時代となりセカンドライフも様々な選択肢がある中海外ロングステイという選択も増えていくでしょう。

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